2024/05/ 16 UPDATED!
楽焼(2024年、東京)
この茶碗は高台をずらし、手によく収まるように成形した。3年前に素焼きを終えていたものの、釉薬が決まらず長い事しまってあった。溶かしすぎない黒楽の肌合いを目指すことに決め、加茂川石の釉薬を掛けて焼成した。正面の反対側にはハサミ跡が、高台付近や腰の部分にはトチ跡が付いている。