2024/05/ 16 UPDATED!
date. 2020
city. Tokyo
type. 茶杓
茶室研究を遺したことでも知られる建築家・堀口捨己には茶杓の作がある。
MIHOミュージアム所蔵で、「百のてすさび展」でも公開された堀口捨己作の茶杓※を観てみると、白竹の節と節下の皮を綺麗に削いで景色とした、一見味気ないものの、どこかモダンな茶杓であることがわかる。
その茶杓にインスパイアされて、煤竹の節の大きなものに対して、節を思い切って切り落とし、節下も皮の剥がれるに任せた造作にした。
※「堀口捨己 茶杓」で検索あれ