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title. project 1-2

date. 2017

city. Tokyo

type. 樂?

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大分県の旅先で作った茶碗が、茶碗として必要な機能を満たしていなかったことが悔しく、本や動画を観て一応の作り方を習得した。

その成果が、数カ月後に群馬県の旅先で作ることになった茶碗に注がれた。

本当は、直ぐには乾かないので高台周りの削りはお任せ、ということなのだが、特別に途中で窯で乾燥させてもらうことが出来た。

 

五角形の茶碗で、高台はシャッターのように30度ほど回転した五角形をしている。

茶溜まりは模様のほか、釉薬を僅かに変えた。

結果としては、内側もボコボコすることなく、しっかりと高台の溝もあるので建水に落とすことのない茶碗が出来た。

 

​これである程度満足したのだが、この年、東京国立博物館の「茶の湯展」と東京国立近代美術館の「茶碗の中の宇宙展」という、樂茶碗が一堂に会する展覧会が立て続けにあり、茶碗への熱は上がっていったのであった。

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