top of page
2024/05/ 16 UPDATED!
その他の制作物について
(下に図あり)
【香合(こうごう)】
香を入れる蓋付きの小さな容器。
炉の季節は練香(ねりこう)で、陶器の香合を用いる。
身と蓋の合わせの仕方が色々あるが、私は基本的に身の窪みの縁に輪を造り、蓋と合わせている。
小さいこともあり、可愛らしさが魅力になることもあり、クレマンソーのように愛玩用に求める西洋人もいた。
【蓋置(ふたおき)】
文字通り、釜の蓋を置くための通常輪っか状の小さな道具。
釜の蓋のほかにも、柄杓を掛けておくことが多い。
基本的に、下面と上面が平行であること、水がたまりがちなのでせめて穴が用意されていることが必要とされる。
【茶入(ちゃいれ)】
濃茶を入れる容器である。
通常、陶器の容器と象牙の蓋からなる。
象牙の蓋の代わりに、身と同じ陶器で作られた蓋や、漆塗りされた木を用いた蓋などもある。
形の分類は色々とあるので、書籍等を参照されたし。
茶入を回しながら、(無粋な表現だがイメージとしてはコンクリートミキサーのように)茶を出す「回し出し」を行う手前もあるので、回しやすさも一つの形の制約となりうる。
【ぐいのみ】
酒器。
日本酒を飲むのに美味しい形が求められる。
小さな茶碗と言っても良い。
bottom of page